人間風車
新しくなった東京芸術劇場でみてきました。
PARCO劇場で見たかったな…って
いうのが正直な感想…。
席のせいか、前方だったのに角度的に見え難い状態で…これは前の劇場のがよかったかもしれない…な…なんて思いながら。
初見は、センターより通路からの1列目で
どちらかといえばこちらの席が見易い印象。
成河さんの作家が兎に角凄い意気込みで
初演の生瀬さんから拝見してるけど
テンションのもっていき方は好きでした。
お話の大筋は、変わってないようで全く違うような違わないような不思議な感じでした。
今までのより、かなりエッジが効いていて効果がバツグンでした。
お話の始まりも違えば、オチも違う。
救いの少ないお話になってて、とてもつらいしお隣や前方の方が耳や口を塞いでいたのでエグさは三回やったの中でも1番強いかな…。
それよりも、何故このオチにたのか大王におききしたいです。
頼んだ楽しみにしていたごはんが、例えばモスとしたら出てきたのがケンタッキーみたいな感じでした。楽しかったといえば嘘ですけどつらい…これは…って正直な感想です。
加藤くんのサムの存在感。
ミムラさんの姉の存在感。
そして成河さん…とんでもないパワー舞台でした。
他の方もどっしりと支えててよい舞台でした。
佐藤真弓さんという奇跡の女優さんがいて微笑ましい小学生からのその母まで演じてらっしゃるんだけど凄い!!!!!!小学生にみえる!!!!!!奇跡だ!!!!!!凄い!!!!!!ってなりました。
とても可愛らしいチャーミングな女優さんで猫のホテル時代から大好きなのです。
味付けはマーチャなのでホラー要素強いだろうとおもったけどそこまで怖くする必要あるのかしら…
そういえば去年はダブリン見たのでした…
でもやっぱり王様役は大王がいいなー
大王の王様がちゃらんぽらんであればあるだけ作品のエッジが変わるきがします。
やっぱりこれ作品と劇場の相性ってあるんだなぁと思いながら劇場を後にしました。
サムへのオチと作家へのオチ
観客へのオチ全部違うのが怖いです。
個人的には初演好きなのですが
ミムラさんがとってもよくてまた舞台でもみたくなりました。